プログラミングスクールの基礎知識

プログラミングの習得時間(習得時間)は?現役エンジニアが学習方法解説

2023年1月21日

【PR】この記事は広告を含む場合があります。

『プログラミングの習得にどれくらい時間がかかるのだろう』『エンジニア転職に必要な学習時間を知りたい』という疑問がありませんか。

結論を先に述べると、プログラミング習得時間の目安は『800時間』とされています。

なぜなら、学習時間が同じくらいだった人が多数いるから。

この記事でプログラミング学習時間についてはもちろん、どのように学習を進めたらよいか紹介します。

最後まで読み進めてもらえれば、プログラミング学習を始める一歩を踏み出せますよ。

最初はプログラミングスキルの習得レベルを決める

最初はプログラミングスキルの習得レベルを決める

プログラミング学習の前にやるべきことがあります。それは『どれくらいのレベルのスキルを習得するか』です。

なぜなら、スキルと言っても目に見えないので曖昧になってしまうんですよね。

そこでスキル習得をわかりやすくするために『目的』を決めることがおすすめです。

プログラミングのスキルを習得してどうなりたいか、何をやりたいかを考えてみましょう。 例えば以下のような感じですね。

目的の例

  • 自分のWEBサービスやアプリを世の中に公開したい
  • エンジニアとして転職したい
  • フリーランスとして独立して地方でリモートワークをしたい

目的の例はいずれもスキル習得のレベルに差があります。

例えば、サービス開発を行えるレベルと、エンジニアとして就職・転職のレベルは全く別物です。

なので、プログラミングスキルを習得してどうなりたいか、何をやりたいかを決める必要があります。それが決まれば必要な期間が決まってきますよ。

とは言っても、どういった職業があるかイメージしにくいと思いますので、プログラミングスキルを習得した先にどういった職業に就けるのか解説します。

先にプログラミング学習の時間を知りたい方は『プログラミング習得時間』を確認してみてくださいね。

プログラミングを習得後の職業5つ

プログラミングを習得後の職業5つ

ここからは、プログラミング習得後に就ける職業を紹介します。

プログラミング習得後の職業

  • SE(システムエンジニア)
  • Webエンジニア
  • アプリケーション系エンジニア
  • インフラエンジニア
  • ネットワークエンジニア

収入の高い職業に就くチャンスなので将来の仕事選びの参考にしてくださいね。

1:システムエンジニア(SE)

システムエンジニア(SE)とは、情報システム関連の仕事をする方です。

主な仕事は現場をみて、お客様の要求を引き出し、システム構成を検討し、ツールや技術を選定して、仕様書を設計書を作成します。

システムエンジニアは、プログラムやソフトウェアの知見がないお客様と会話の機会が多いです

なので、専門用語を簡単な表現に置き換えて説明できるスキルが必要になるでしょう。

年収は400〜600万が多く、システムエンジニアを経由してITコンサルタントにキャリアアップする道もありますよ。

2:WEBエンジニア

WEBエンジニアは、WEBサイトやモバイルで使うWEBアプリケーションを制作する仕事をする人です。

WEBエンジニアは、HTML/CSSなどの有名な言語だけではなく、仕事内容次第でマイナー言語の習得も必要となるんですよね。

WEBエンジニアの平均年収は430万ほどですが、文系・理系関係なく目指せる職業だと思います。

3:アプリケーションエンジニア

アプリケーションエンジニアは、ITシステムで利用するアプリケーションを制作する仕事です。

例えば、業務アプリやWEBアプリ、スマホアプリ(iOSアプリ、アンドロイドアプリ)などです。

またシステム設計やシステムテストだけではなく、システム運用・保守を担当するアプリケーションエンジニアもいますよ。

プログラミングだけではなく、コンピューターの知識が必要となる仕事ですね。

4:インフラエンジニア

インフラエンジニアは、ネットワークエンジニアやサーバーエンジニアと言い換えられます。

ネットワークエンジニアは、コンピューターやサーバーをネットワーク機器で接続して、データを正確に送受信できるようにするネットワーク業務を担当する仕事です。

サーバーエンジニアは、サーバーの業務をメインに担当する仕事です。

どちらもネットワークとサーバーのスキルは必須ですよ。

5:ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、ネットワーク設計や構築、監視や運用を担当する仕事です。

ネットワークの知識は必須で、お客様や担当部署の設計者・マネージャーなどと打ち合わせもあるため、コミュニケーションスキルは必要となってきますよ。

ネットワークエンジニアの仕事は将来性がありますが、新しい問題をどんどんでてくるため日頃から最新の知識習得が重要になります。

プログラミング習得時間(習得期間)の目安は「800時間」

プログラミング習得時間(習得期間)の目安は「800時間」

プログラミングの習得時間の目安は『800時間』です。

なぜなら品質を担保したアプリケーションを開発したり、複雑な事象を解決できるようになるまで『約800時間はかかった』と言うエンジニアは多数いるから。著者も同じ意見です。

といっても、800時間は途方もない時間なのでイメージしにくいですね。日数で表してみましょう。

1日何時間プログラミングを勉強するべきか(800時間の場合)

1日の勉強時間ごとの必要日数は次のとおりです。

1日の勉強時間日数期間
1時間800日約2年2ヶ月
3時間266日約9ヶ月
6時間133日約4ヶ月
8時間100日約3ヶ月
【800時間版】1日の勉強時間毎の必要日数

短期に集中して取り組むのであれば約3ヶ月、毎日少しずつ勉強だと2年超の期間がかかりますね。

比較的時間のある学生やフリーターであれば短期集中の3ヶ月でスキル習得できるでしょう。

一方で、社会人が働きながら勉強する場合、学習時間は長めに確保したほうが賢明ですよ。

エンジニア就職なら「200時間」の勉強時間でも可能

エンジニア就職なら「200時間」の勉強時間でも可能

エンジニア転職(就職)レベルのスキルを身につけるのであれば、『200時間』は勉強したいですね。

なぜなら自分一人でゼロからサービス開発するより、エンジニアとして転職する方が圧倒的に難易度は下がるから。

近頃のプログラミングスクールで1ヶ月から3ヶ月までの学習期間が短いコースがあり、これらのコースの学習時間は約200時間を設定しているんです。

例えば、TechAcademy(テックアカデミー)の場合、200時間勉強した後に就職サポートに移ることが多いですよ。

とはいえ有望な企業の転職を目指しているなら400〜600時間は学習しておきたいですが、勉強を勝る開発経験を得られる一般企業に転職前提であれば200時間でも十分可能です。

受講者が200時間勉強すれば就職レベルに達したと判断するプログラミングスクールが多いのですね。

では実際に200時間の勉強時間はどれくらいの期間がかかるのでしょうか。

1日何時間プログラミングを勉強するべきか(200時間の場合)

1日の勉強時間日数期間
1時間200日約6ヶ月
3時間66日約2ヶ月
6時間33日約1ヶ月
8時間25日約1ヶ月未満
【200時間版】1日の勉強時間毎の必要日数

上記のように1日1時間の勉強で6ヶ月、集中して1日8時間取り組めば1ヶ月でエンジニアに就職できるでしょう。800時間と比べて4分の1ほどになりました。

これであれば、社会人が仕事後に学習したとしても続けられそうです。 エンジニアの仕事を検討中の方は心強い情報ですね。

エンジニアになって実務を積むことがスキル習得への最短の道

エンジニアになって実務を積むことがスキル習得への最短の道

プログラミングスキルの習得の近道はご存知でしょうか。それはエンジニアの実務経験を積むことです!

理由はエンジニアになる前のスキルより、エンジニアになってから身につけたスキルの方が現場で活かせるからです。

机上で何時間もかけて勉強するより、現場の実践で揉まれた方が圧倒的にスキルが身につきました。

なので、プログラミング学習に長期間取り組むより、半年以下あるいは数ヶ月学んで一刻も早くエンジニアとして実務経験を積み上げることが重要です!

いち早く現場に飛び込んでいる人の方は、成長スピードが早いと思います。

これら考慮して、最短でプログラミングスキルを身につける方法を紹介しますね。

プログラミングスキルを最短で習得する方法

プログラミングスキルを最短で習得する方法

最短でプログラミングスキル習得の3ステップはこちらです。

スキル習得の3ステップ

ステップ1:就職支援ありのプログラミングスクールを受講する

就職支援ありのプログラミングスクールを受講しましょう。就職支援(転職支援)が付いているコースを選択することが大事ですよ。

ステップ2:プログラミングスキル習得とエンジニア転職を3ヶ月ほどで終わらせる

プログラミングスクールは3ヶ月ほどの受講期間が一般的です。

この期間でほとんどの方がプログラミングを習得して、エンジニアへ転職しています。

学習時間は200時間で良いですが、3ヶ月間で400〜600時間を集中して取り組めば優良企業への転職の可能性が上がりますね。

ステップ3:2〜3年ほどエンジニアで実務経験を積む

エンジニアになったら実務経験を積み上げていきましょう。

実務経験を1〜2年ほど積み上げれば、ある程度のスキルは身につきます。実務経験が3年ほどあれば、フリーランスエンジニアの道も視野に入ってきますよ。

就職支援とは、プログラミング学習だけでなくエンジニアの転職をサポートしてくれることです。
経験の初心者がプログラミングの学習でき、エンジニアの転職のサポートを受けれます。是非活用したいですね。

この3つのステップを行えば、プログラミングを最短で習得できフリーランスとして活躍も十分に狙えますよ。

もし、一般的な会社員で年収1,000万になるには20〜30年働いても難しいです。

フリーランスのエンジニアになれば年収1,000万を稼いでいる20代たくさんいるので夢がありますよね。

大げさではなく実際に実現している人がたくさんいるので、とてもコスパのよい仕事なんです

注意:プログラミング独学の場合、学習時間は余計に多くかかる

ここで1つ注意点があります。プログラミングの独学はオススメではありません

理由は簡単で、挫折しやすく時間や労力がかかるから。

エンジニア転職に200時間の学習が必要だとお伝えしました。これは正しく学習した場合の時間です。

もし独学で学習方法を間違えた場合、300時間や400時間、500時間以上かかるかもしれません。

遠廻りしないためにも、プログラミングスクールの活用を考えてみてください。

吹き出し もちろん、独学で学習できる人もいることは事実です。人それぞれ相性があるので、十分に検討してみてくださいね。

まとめ:短期間でプログラミング学習を終えて実務経験でスキルを身につけよう

これまでの内容をまとめていきます。

まずは『どれくらいのレベルのスキルを習得するか決める』ことです。学習に必要な時間が変わってきますよ。

新しいサービスを提供するレベルの勉強時間は『800時間』 、エンジニア転職のレベルの勉強時間は『200時間』です。それぞれの日数は次のとおりでした。

1日の勉強時間日数期間
1時間800日約2年2ヶ月
3時間266日約9ヶ月
6時間133日約4ヶ月
8時間100日約3ヶ月
【800時間版】1日の勉強時間毎の必要日数
1日の勉強時間日数期間
1時間200日約6ヶ月
3時間66日約2ヶ月
6時間33日約1ヶ月
8時間25日約1ヶ月未満
【200時間版】1日の勉強時間毎の必要日数

スキル習得の3ステップ

  • 就職支援ありのプログラミングスクールを受講する
  • プログラミングスキル習得とエンジニア転職を3ヶ月ほどで終わらせる
  • 2〜3年ほどエンジニアで実務経験を積む

プログラミングスキルを身につけたいなら、短期間で集中してプログラミング学習を行いIT業界に身を投じるのがおすすめです。

エンジニアの実務経験から生きたスキルを身につけられますからね。

とはいえ、エンジニア転職まではハードルが高いけど、プログラミングに触れてみたい方もいるでしょう

その場合、プログラミングスクールに無料体験がありますので試しに受講してみるのもおすすめです

こちらの『TechAcademy無料体験』から確認してみてくださいね。

以上、プログラミングスキルの習得の手助けになれば幸いです。

-プログラミングスクールの基礎知識